「国際芸術祭あいち2022」は愛知県内の4つのエリア(名古屋市中区栄、一宮市、常滑市、名古屋市緑区有松)で開催されています。昨日、一宮エリアへ行ってきました。
一口に一宮といっても、会場は一宮駅(JRと名鉄)をはさんで東西に分かれているため、昨日は駅から徒歩で行ける東側エリアだけ回りました(西側はバスに乗らないと行けない)。
街歩きしながら美術鑑賞
アーケード付きの商店街にある会場、オリナス一宮。銀行だった建物で、重厚感があります。奈良美智作品を展示しています。
奈良美智「Miss Moonlight」。入口手前の壁にも小品が数点掛かっていた。世界的なビッグネームだけに一宮会場でも別格扱いという感じ。ただ、私は以前から奈良作品って日本のマンガやイラストとどう違うのか理解できず、ぴんと来ませんが。
同じく奈良美智の立体作品「Fountain of Life」。高さが2メートルくらいあります。
アメリカのバリー・マッギーによる屋外の壁画作品。日差しが強くて暑かった。
一宮市役所の1階に展示された眞田岳彦「白維」。一宮市は昔から繊維産業が盛んで、特に羊毛による毛織物の生産量は国内最大のため、繊維、織物に関連した展示も多かった。こちらは羊毛で作られた作品。歳月を重ねた樹木のようです。
商店街の突き当たりは尾張一宮の真清田神社でした。というか、参道が商店街になったんですね。
廃校となった一宮市立中央看護専門学校の1〜5階が会場になっています。こちらは4階。
台湾とシンガポールの男女による西瓜姉妹(ウォーターメロン・シスターズ)のパフォーマンス作品。入口に近いスクリーンは実写版の歌とダンス。奥のスクリーン(写真)では、カメラが捉えた観客の動きを、ドラッグクイーンのようなアバターの西瓜姉妹が真似てくれます。楽しい。
初のVR体験
2階。台湾の許家維(シュウ・ジャウェイ)によるVR作品「土の工藝(アースクラフト)」。
初めてVR(バーチャル・リアリティー)を体験しました。会場のベンチに座って、写真に写っている青いヘッドセットを付けると、少女が常滑の歴史や町、建物を案内してくれます。「マインクラフト」という人気ゲームのキャラクターや世界をベースにしているそうですが、マインクラフトを知らない私は、登場人物や世界がカクカクしているので、LEGO?と思ってしまった。
上下左右どこを向いても映像がつながっている。ほんとにその世界に入り込んだ感覚。地上にいたのが空中へ、そこから一気に海の中へと移動が激しく、気持ち悪さを訴える人もいるそう。私も下を見ると地上に真っ逆さまに落ちそうで、両足を踏ん張りながら見ていました。
VRには予約が必要ですが、当日でもOKでした(その場でスマホで予約します)。
ドイツのアンネ・イムホフ「道化師」。会場は使われなくなった一宮市スケート場で、床は氷を張るためのパイプがびっしりと並んでいます。深い青色の照明と大音響、抽象的な映像で異世界にいざなってくれます。
豊島記念資料館2階の図書館(現在は使われていない)。奥に懸かっているのが、遠藤薫「羊と眠る」。こちらも巨大な作品。手前に雑然と置かれているのは、地元で長らく使われてきた織機だそう。
※メイン会場の名古屋市栄(愛知芸術文化センター)は8月に行きました。
2022年9月15日(木曜)
〇体重 49.2 〇BMI 18.6 〇体脂肪率 25.9
■朝
コーンフレーク+豆乳、野菜ジュース
■お昼
ご飯、味噌汁(ワカメ、エノキダケ、油揚げ)、サーモンのソテー(ナス、ピーマン、大根おろし)、コロッケ、サラダ(サラダ菜、キャベツ、ニンジン、キュウリ、ゆで卵等)、煮物(ナス、シイタケ、がんもどき)、ほうれん草(シラス)、温奴(ネギ)、漬け物(奈良漬け、たくわん)、コーヒー
※喫茶店でランチ。ご飯は多めでしたが、完食。漬け物も久々に食べた気がする(自分ではまず買いません)。
■夕飯
焼きそば(タマネギ、キャベツ、イカ)、味噌汁(ワカメ、シイタケ、エノキダケ、小松菜、油揚げ)、大根の煮物(厚揚げ、コンニャク)、アボカド(ワサビ醬油)、バナナ
おなかいっぱいになってしまったので、枝豆には手を付けられず
2022年9月16日(金曜)
〇体重 49.6 〇BMI 18.8 〇体脂肪率 26.2
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
天津飯(ご飯100グラム。卵2個、エビ、ネギ、タケノコ)、ワンタンスープ(エノキダケ、小松菜)、レンコンとニンジンのきんぴら(ゴマ、クルミ)、枝豆、イチジク
あんはたっぷりめが好き
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
棒ラーメン(カニかまぼこ、ネギ)、キムチ納豆(ネギ)、大根の煮物、ほうれん草のおひたし(鰹節削り)、バナナ
ほうれん草はゆでた後、1食分ずつ小分けして冷凍しています
コメント
わぁ〜これ面白そうですね。
私は現代アートはさっぱり分からないのですが、こういう体験型のものは楽しそうです。
名古屋はさまざまな産業が盛んで、街の区画整理もきちんとしているし、それでいて自然も豊かに残っている。いつもブログ拝見していて、名古屋っていいなぁと感じています。夏の暑ささえ無ければ…
tontonさん、今晩は。
トリエンナーレはせっかくの地元開催なので毎回行っていますが、今回で5回目なのに、いまだに現代美術の世界は謎です(笑)。
今回体験したVRもどこが現代美術なのか疑問ですが、楽しかったからいいかなと。
関東圏こそ展覧会の数が桁違いに多くてうらやましい。でも美術展や芝居のためだけに東京へ行く元気はもうないので、地元で満足するようにしているわけです(すっかり出不精になってしまいました。涙)。