今日6月19日の東洋経済オンラインに、「先進国で唯一「がん死」が増加する日本の悲劇 早期発見できれば95%治せる病気なのに・・・」がアップされました。
タイトルはちょっとオーバーだと思うけど、放射線治療について良心的に書かれていたので紹介させてください。
欧米では6割以上が放射線治療を受ける
東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一氏によると、
「放射線治療は体を切り刻むことなく、入院もせず、がんを治せる治療法」で、「欧米ではがん患者の6割以上が放射線治療を受けますが、日本では3割以下。」
これ、がん治療のメインを手術や抗がん剤としている医療現場ではなかなか聞けない言葉です(医師も患者に伝えない)。日本ももっと放射線科医が力を持てば、放射線治療が増えるはず。陰ながら応援する次第です。
肺がんは定位放射線治療で4回
中川氏のコメントの続き。
「放射線治療は、95%が通院による治療です。たとえば肺がんなら4回、前立腺がんなら5回の通院で、しかも1回あたりの正味の治療時間は2分程度。患者さんは痛みも感じず、寝ているだけでいいのです。」
スペースの都合でざっくりとしか説明できなかったと思うのだけど、もちろん個人差があります。
「痛みも感じず、寝ているだけでいい」とあるが、私は結構しんどかった(→「2015年9月-9 放射線治療-1 思ったより楽? 勘違いでした」)。しかし全く平気な人の話もよく聞くので、人によって違うことを知っておいたほうがいいと思う。
また、「肺がんなら4回」とあるが、これは定位放射線治療のこと。肺がんの放射線治療は2種類あって、通常の放射線治療だと30回以上かかることがある。
私は両方受けたが、放射線量や回数の比較については、こちらに書きました。(「2017年7月-4 放射線治療(通常照射)を受けます」)
「がん死」増加の疑問
そしてタイトル。「先進国で唯一「がん死」が増加する日本」については疑問に思うことが多々あります。
がんに罹患する人は昔も今も同じ割合程度いたが、以前は検査技術が今より低かったため、がんと診断されることなく亡くなっていたと聞く。たとえば昔は老衰と診断されていた高齢者が、今ならがんと診断され、がん死にカウントされている。
また、日本は世界でも群を抜いてCT検査の回数が多いが、検査の放射線被ばくのせいでがんになる可能性もあるそうだ(私自身もCT検査の放射線被ばくが心配で医師に尋ねたことがある。一蹴されましたが)。
あるいは、日本ではがんと診断されるが、海外では良性の腫瘍と診断されるなど、がんの判断基準が異なることもあるとのこと。
他の先進国とは異なる土俵で比較しているような気がするんですが、どうなんでしょう。
2018年6月19日(火曜)
〇体重 50.3 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 27.5
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、ワカメ、ネギ、カマボコ)、シメジとシイタケとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、甘酢和え(オクラ、パプリカ)、納豆(卵、ネギ)
■お八つ
コーヒー、飴。グレープフルーツジュース
■夕飯
オムライス(雑穀入りご飯100グラム、タマネギ、シメジ、魚肉ソーセージ、卵2個+豆乳)、味噌汁(カボチャ、ニンジン、オクラ、油揚げ)、ブロッコリーの炒めもの(タマネギ、チクワ)、サラダ(キャベツ、トウモロコシ。マヨネーズ)
※おやつにトウモロコシを食べようと茹でましたが、なかなか消費できず。キャベツと合わせてコールスロー風にしました(左上)。