高畑勲監督の肺がんと「ヒルダの子守歌」

宮崎駿監督とともに日本のアニメ映画界を牽引してきた高畑勲監督が、1週間前の4月5日、肺がんで亡くなった。

肺がんサバイバーとしては、肺がんの種類、ステージ、どんな治療を受けてきたかなど知りたいところだけど、そうした情報は公表されていないのか、全く見聞きしない。

高畑勲といえば「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「かぐや姫の物語」などの監督作品で知られるが、ずいぶん前、監督が初めて手がけた劇場公開作品が「太陽の王子 ホルスの大冒険」だと知って、「あの映画の!」と驚いたのを覚えている。

「太陽の王子 ホルスの大冒険」

「太陽の王子 ホルスの大冒険」は50年前、1968年(昭和43年)公開の長編アニメーション。映画館へは伯父にいとこと一緒に連れて行ってもらったと思う。

主人公の少年が知恵と勇気で逆境にもめげず成長していく物語に大興奮。

でも一番心を奪われたのは、劇中歌だった。確かハープの演奏だけで歌われたと思う。

♪昔むかし 神様が言いました お休み みんな 私の可愛い子供たちよ

/昔むかし カワウソがいいました お願い 神様・・・

懐かしいような、もの悲しいようなメロディー。

歌詞はうろ覚えで飛び飛びでしか覚えていなかったので、ネットで探したら、ありました。タイトルは「ヒルダの子守歌」。

その歌詞を見てのけぞった。びっくりするくらい残酷だったのだ。

カワウソが、小魚を捕ってしまう熊に鎖をしてと神様に願うと、神様は熊の腕を切り落としてしまう。

逆に熊が、小魚を荒らすカワウソをどうにかしてと頼むと、神様はカワウソを火にくべてしまう。

神様、怖すぎる。こんな歌詞だったなんて。

そしてそれを知らないまま、50年も口ずさんでいたなんて。

人生、まだまだ驚かされることはいくらでもありそうです。

明日13日の夜、「火垂るの墓」が放送されます(でも私は多分見ない。号泣するのが分かっているから。息苦しくて呼吸困難になってしまうのです)

2018年4月12日(木曜)

〇体重 50.3 〇BMI 19.0 〇体脂肪率 25.9

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

味噌ラーメン(ネギ、かまぼこ)、シメジとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、冷や奴(セロリの葉、オリーブ。岩塩、オリーブオイル)、ほうれん草のおひたし(削り節)

■お八つ

コーヒー、ホットケーキ

■夕飯

雑煮(切り餅2個、小松菜、シメジ、かまぼこ)、根菜の煮物(ゴボウ、レンコン、人参、コンニャク、練り物、昆布。ゆで卵)、キムチ納豆(セロリの葉)

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