三成のニラ雑炊

図書館で「武士のメシ」(宝島社)という本を借りてきました。食文化史研究家の永山久夫が、「戦国十九武将の“勝負メシ”を忠実に再現」した本。

例えば織田信長は「あわびとやきとりの田舎膳」、豊臣秀吉は「豆味噌の握り飯」と「太閤スープと焼き味噌」、そして徳川家康は「麦めし」と「鯛の天ぷらと浜納豆」。

山海の珍味もあれば、土地の食材を生かした素朴な料理もあって、今よりもヘルシーでおいしそう(ご飯、味噌、豆は必須のよう)。

そんな中、目を引いたメニューが、石田三成の「ニラ雑炊」。

ニラ雑炊、私もよく食べます。ちょっとおなかの調子がよくないとき、食欲がないときによく作るメニュー。今日(20日)も作りました。

石田三成の最後の食事

そうか、三成も好きだったのかと本を読むと、かなり違っていた。

関ヶ原の合戦で敗れた三成は、逃げ回る間に腹をこわし下痢になってしまう。徳川方の田中吉政に捕らえられ、最後に何を食べたいか聞かれると、三成は「ニラ雑炊」を所望する。

ニラ雑炊は腹痛を和らげるため、三成は下痢を治して逃げ出すつもりだったというのだ(結局、京で処刑されますが)。

私もおなかの調子がよくないとニラの雑炊が食べたくなるが、これって日本人の昔からの知恵だったのかも。

腹痛と下痢を和らげる

ちなみにニラには胃腸の働きを整えたり、血行を促して体を温める効果があり、昔から消化不良や冷え性対策に用いられてきたそうだ。

NHKの来年2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の三成役のキャストはまだ発表されていないけど、今後、石田三成と聞くとニラ雑炊を思い出しそうです。

本にはニラ雑炊のレシピも載っています。ただ、「だし汁に入れたニラが煮えたら、味噌と冷や飯を加えて煮る」というのでは、ニラがくたくたになりそう。

私は温かいご飯をおかゆにしたあと、だしと醤油で味付けし、最後にニラと溶き卵を入れています(写真)。ニラはシャキシャキです(好みでしょうか)。

2019年11月19日(火曜)

〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 27.2

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

棒ラーメン(シメジ、ネギ、かまぼこ)、高野豆腐とブロッコリー、カボチャとゆで卵、リンゴ

■お八つ

コーヒー、飴。抹茶、クッキー

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(タマネギ、サツマイモ、シメジ、ワカメ)、エビフライとクリームコロッケ(水菜)、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、丸天、昆布)、サラダ(ゆで小豆、ブロッコリー、パプリカ。甘酢)

2019年11月20日(水曜)

〇体重 50.7 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 26.9

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

カレーうどん(乾麺80グラム。タマネギ、ニンジン、マイタケ、小松菜、厚揚げ、ちくわ、エビ)、柿

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

ニラと卵の雑炊(雑穀入りご飯100グラム)、梅干し、千切りサラダ(大根、ニンジン、水菜、ちりめん。岩塩、黒胡椒、ゴマ油、バルサミコ酢)、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、丸天、昆布)

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