映画「家族を想うとき」とドラマ「太陽の子」

ケン・ローチ監督「家族を想うとき」

明日納品の仕事が午前中に終わったので、午後から映像作品三昧とすることに。

1本目は映画「家族を想うとき」(2019年)(DVDの宅配レンタル)。イギリスの名匠ケン・ローチ監督の最新作で、前作「わたしは、ダニエル・ブレイク」(2016年)がしみじみとした余韻の残るいい作品だっただけに期待が大きかったが、救いがなくて気分が沈みました。

宅配ドライバーの夫と訪問介護士の妻、子ども2人の4人家族。夫婦は家族のため、家を買うために賢明に働くが、どれだけ仕事をしても豊かにならない。個人事業主の夫は仕事中、強盗に襲われて荷物を奪われた上に怪我を負うが、保証金も治療費も自腹で借金だけがかさんでいく。

夫婦とも社会に必要不可欠なエッセンシャル・ワーカーなのに、這い上がろうと努力しても壁は厚く高い。「ダニエル・ブレイク」でイギリスの社会保障制度ってザルのようだと思ったけど、今作も同じ感想を持ちました。でも日本もそれほど違いはないかも。

※以前「わたしは、ダニエル・ブレイク」を紹介しています。→「2017年の映画(DVD)ベスト3

「太陽の子」〜日本でも原爆を開発

2本目は昨日(15日)、NHKで放映されたドラマ「太陽の子」を録画で見ました。戦時中、京都大学の物理学教室で新型爆弾作りに没頭する兄(柳楽優弥)と、空軍に入った弟(三浦春馬)、その家族や幼なじみ(有村架純)の物語です。

日本でも原子爆弾を開発中だったことを思うと、戦争の勝者と敗者、加害者と被害者というのは紙一重で、簡単にひっくり返りかねないものだったのだと空恐ろしくなる。世界は危うい均衡の上にようやく保たれているんですね。

「Night Diver」の三浦春馬

ドラマは、先月三浦春馬が亡くなっているので、どうしてもそういう目で見てしまう。

入水しようと海へ入っていくシーンでは、最後のMV「Night Diver」の雨と水たまりの中でのダンスを連想してしまったし、有森に「(日本の未来のためには、戦争から)無事に帰って来ることや」と叱咤激励されて返した「そやな、いっぱい未来の話しよう」のセリフには、彼にはもう未来がないのだと切ない思いに満たされた。

ちなみに「Night Diver」のロープを使った演出は怖い。彼の死に方を思うと、よくこんなの公開できたなと疑問に思わずにいられない。

俳優陣では、柳楽も三浦も有村も良かったけど、一番存在感のあったのは兄弟の母親役の田中裕子。この人の前では他の俳優はかすんでしまいます。それと、有森の祖父役が山本晋也だと知って驚いた。カントク、こんなところで役者をやっていたんですね。

ダンシング唐子

ということで、だんだんと気分が落ち込んできたので、お昼ご飯に使ったそば猪口の絵柄で、気分を上向きに。踊る唐子です。

2020年8月15日(土曜)

〇体重 51.6 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 27.9

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

フジッリ・アラビアータ(乾麺70グラム。ガーリックオイル)、サラダ(フリルレタス、タマネギ、ニンジン、紅絞り豆、ちりめん、ブロッコリー、イチジク、ゆで卵、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコビネガー)

サラダにイチジクを投入。結構いけます

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

お好み焼き(小麦粉、山芋、卵、削り節、ニラ、マイタケ、イカ、天かす。醤油と酢。ソースとマヨネーズ)、味噌汁(ワカメ、カボチャ、シメジ、オクラ)、キムチ納豆(ネギ)、大根とコンニャクの煮物

ちょっと量が多かった。お好み焼きは1/4食べられず冷蔵庫へ。明日以降おやつにします

2020年8月16日(日曜)

〇体重 51.7 〇BMI 19.6 〇体脂肪率 28.2

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ざるそば(乾麺80グラム。海苔、ネギ)、サラダ(ブロッコリー、紅絞り豆、イチジク、ゆで卵、オリーブ、くるみ。岩塩、ブラックペッパー、オリーブオイル)

■お八つ

コーヒー、飴。お好み焼き(昨夜の残り)

■夕飯

ニラと卵の雑炊(ご飯100グラム、ニラ、卵。梅干し)、冷や奴(ネギ、ちりめん)、大根とコンニャクの煮物、ゴボウと人参のきんぴら(白ごま)

お八つにお好み焼き(残り)を食べたせいか、食欲がわかず

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コメント

  1. tonton より:

    「家族を想うとき」ご覧になったのですね。私も昨年末映画館で見てひどく落ち込みました。
    今、自分のブログ見たら、落ち込むというよりも怒ってましたけど……
    人間には差別する心と同時に公平さを求める気持ちも元々備わっているのか、差別や格差に非常に怒りを覚えるのですが、では自分は常に公平で公正な人間かといえば、全くそんなこともないんですね。
    それでもしくみとして、もっとフェアな社会は現実にあるのだから(北欧型の社会とか)なんでそういう方向に行かないのかな?と。元々全然リベラルじゃなかった私でも最近は思います。いろんなしくみがそろそろ限界な気がしています。

    三浦春馬、特に興味なかったのですが、私も「せかほし」は見ていたので、笑顔の可愛い男の子という印象でしたが、亡くなってからの報道を見て、舞台や歌やダンスと、いろんな才能のある人だったことに驚きました。「キンキーブーツ」は映画版を見ていたので、ああいう役にトライする俳優とは知らず、改めて惜しい才能を無くしたという想いです。

    >有森の祖父役が山本晋也だと知って驚いた。

    そうそう、私もあれ?この人、どこかで見たような気がするけど誰だっけ?と気になってて、山本監督と分かって驚きました(笑)

    • クロエサト より:

      tontonさん、こんばんは。

      「家族を想うとき」、あのラストはないですよね。クレジットタイトルが始まったとき、え? これで終わり?と唖然としてしまいました。
      ケン・ローチ監督はそうまでしてイギリス社会の歪みを糾弾せねばいられなかったのでしょうか。

      >もっとフェアな社会は現実にあるのだから(北欧型の社会とか)
      ですよね。消費税を30%ぐらいにしてもらってもいいから、年金を増額するとか、医療費を無料にするとか、国民が死ぬまでお金に悩まないですむようになってほしいものです。

      「キンキーブーツ」は三浦主演のミュージカルが映画化されたのかと一瞬思ってしまいました。米英合作映画なんですね(見てみたい)。