生鮮食品で血圧や血糖値が改善
昨日ネットに上がっていた記事です。→「医師による『果物・野菜』の処方で健康状態が改善 研究結果」(Forbes JAPAN 9月9日)
アメリカの話ですが、野菜好きとしては、やっぱり野菜は健康にいいのだとお墨付きをもらったようで、うれしくなる内容です。
マサチューセッツ州のタフツ大学で4000人を対象に「農産物処方プログラム」(薬の他に、野菜や果物を処方)を実施したところ、心疾患リスクのある患者の血圧、BMIの低下、血糖値の改善が見られたそうです。
このプログラムの目新しいのは、野菜や果物は医療保険の給付対象、もしくは購入のための補助金が出ること。生鮮食品ってもはや薬なんですね。
アメリカでは90%が野菜不足
アメリカでは必要な生鮮食品を毎日食べている人は10人に1人なんだとか。
以前、堤未果著「ルポ 貧困大国アメリカ」(岩波新書)を読んだ時、アメリカの貧困家庭では、食事は安くて料理が簡単で、手っ取り早くおなかを満たすもの、ジャンクフードやファーストフード、揚げものが中心で、肥満になりやすいとあった。
日本だと貧困層は十分に食べられなくて痩せている印象があるけれど、アメリカの貧困層は肥満。日米では正反対なんだ……と思っていたら、最近では日本でも肥満になる貧困層が多いのだとか。
理由はやはりジャンクフードやファーストフード。こんなところまでアメリカナイズされなくてもいいのにと思いますが、もしかしたら世界的な傾向なのかもしれません。
国の補助で生鮮食品をもっと安価に
ジャンクフードやファーストフードって超加工食品(複数の食材を工業的に生産した食品。塩分や糖分、脂肪分、添加物などが多く、菓子パン、カップ麺、冷凍ピザ、クッキー、ポテトチップス、ビスケットなどが挙げられる)のことだと思いますが、最近とみに健康への弊害を聞くようになりました。
でも私も仕事で多忙だった20代の頃はよくお世話になった。金銭的に余裕がない時や食事に時間をかけていられない時には、安く手軽におなかを満たすことができて重宝していた。自炊をするようになって、最近はあまり買わなくなりましたが。
実際、超加工食品に比べて生鮮食品って高い。私ももっといろんな種類の野菜や果物を毎食取りたいと思っているけれど、値段が高くて買うのをあきらめている生鮮食品はたくさんある。
日本でも生鮮食品購入のための補助金が出るようになれば本当にありがたい。無理なら、国の施策として生鮮食品の価格を下げてほしい。そうすれば、増える一方の医療費にも歯止めをかけることになるのではないでしょうか。
2023年9月9日(土曜)
〇体重 47.1 〇BMI 17.8 〇体脂肪率 24.8
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
雑穀入りご飯100グラム、カレー鍋(タマネギ、ニンジン、カボチャ、シメジ、小松菜、シーフードミックス、豆腐)、サラダ(レタス、トマト、金時豆、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
シーフードミックスはエビ、イカ、貝柱の3種入り。手軽です
■お八つ
アイスココア
■夕飯
ご飯、スープ(ワカメ、マイタケ、ニンジン、ネギ)、肉抜き酢豚(タマネギ、ニンジン、ピーマン、タラの天ぷら)、ニラの卵焼き、イチジク
2023年9月10日(日曜)
〇体重 46.9 〇BMI 17.8 〇体脂肪率 24.0
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ちゃんぽん(生麺125グラム。タマネギ、ニンジン、ピーマン、シメジ、マイタケ、小松菜、シーフードミックス)、キュウリとカニカマの甘酢かけ、イチジク
ラーメンスープがちゃんぽん味で、ラーメンの上に野菜炒めをのせました。ちょっと麺が多過ぎた
■お八つ
アイスコーヒー、飴
■夕飯
ご飯(ゆかり)、味噌汁(ワカメ、マイタケ、カボチャ、油揚げ)、シシャモの南蛮漬け(タマネギ、ニンジン、ピーマン)、サツマイモのレモン煮、杏仁豆腐
※杏仁豆腐はいただきもの。まだあります。