がんで破産?

アメリカのがん治療は20万ドル

先週の「シカゴ・メッド」(NHK BSプレミアム。第7回「聖人」)で、救急の内科医がこんなことを言っていた。

「アメリカでは多くの人が保険に入っていない。がんの手術と治療には20万ドルかかる。アメリカで破産する人の半分以上は医療費が原因という統計がある」

その53歳の男はレントゲンで左肺に2センチの影が見つかり、肺がんと診断される。保険に入っていないため、病院で治療を受けるのは経済的に難しい。しかし体は弱っていくばかり。妻と子どもに迷惑はかけられない。

そこで男は、警官の目の前で、銃で脅して女性の車を奪う。逮捕されるために。刑務所ならただで肺がんの治療が受けられるから・・・(男は別の車にぶつかって怪我を負い、シカゴ・メッドへと救急搬送されてくる)。

2008年に出た堤未果著「ルポ 貧困大国アメリカ」(岩波新書)で、やはり数日入院しただけで請求された高額な医療費を払えず破産した人のエピソードがあって驚いたが、今もあまり状況は変わっていないようです。

オバマケアの廃止で、アメリカではこれからも十分な医療を受けられず、受けても破産する人は減らないのかも。

病院に行けない

あー日本は皆保険制度があってよかった、という話ではありません。

5月22日付けの中日新聞にこんな記事があった。

首都圏の学生や若い労働者らによるグループ「エキタス」は、人間らしい生活を送るためには時給で最低賃金1500円が必要と訴えているが、もしこの数字が実現したら何をしたいかをネットで聞いたところ、「病院に行ける」という答えが返ってきたそうだ。

病院に行ける。つまり今は病気やけがでも医療機関にかかることができないということ?

国民健康保険にも入れないのか(確かに保険料は高いと思う)、入っていても3割の自己負担分を払うことが困難なのか。

皆保険制度って、絵に描いた餅になっちゃったの?

3割負担は高いか安いか

しかしアメリカのがん治療費が20万ドル(約2200万円)って、ホント?

日本だと手術を受けても10分の1もかからないはず。しかも3割負担だから、自己負担分はもっと安い。

あーやっぱり日本でよかったのか。

でも会社員なら1割負担、老人なら医療費が無料の時代を知っている者としては、3割負担を手放しでありがたがる気になれない。なんて贅沢言ってるうちに、医療保険制度が崩壊したらどうしましょう。

続きます。

→「がんで破産? 日本の場合-1

→「がんで破産? 日本の場合-2

2017年5月24日(水曜)

〇体重 49.7 〇BMI 18.8 〇体脂肪率 26.8

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

うどん(乾麺80グラム、干し椎茸、ワカメ、ネギ、天かす、ちくわ)、揚げ(エビ)餃子(セロリ)、サラダ(セロリ、アボカド、ゆで小豆。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)

■お八つ

■夕飯

ご飯(雑穀入り100グラム)、味噌汁(椎茸、油揚げ、ラディッシュの葉)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、ゴボウ天、昆布)、シラスとネギの卵焼き(スナップエンドウ)、塩鮭、海苔

※シラスの賞味期限、切れてた。で、ネギと炒めて卵に混ぜ、オムレツにしてみました。なかなかいけます!

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