日傘は何本か持っていますが、一番気に入っているのが、この有松絞りの日傘。
白と藍色のコントラストが潔いのだけど、かっちりしすぎず伝統的な風趣も持ち合わせている。
愛知県には有松と鳴海という絞りの産地(名古屋市緑区)があるせいか、絞りの製品は子供の頃から身近にあった。浴衣、着物(軽くて温かい)、道行き(コート)、そしてハンカチやテーブルクロスなども日常的に使っていた。
有松絞りまつり
この日傘は15年くらい前、有松絞りまつりで買い求めた。
まつりは毎年6月の第1土曜と日曜に開かれる。今年は今日と明日(6月2日と3日)。そのときも今日と同じように真夏のような太陽が降り注ぐ暑い日だった。
知人と二人で、有松の古い街並みの店頭に並べられた絞り製品を冷やかしながら歩いていると、一人の中年女性が差していた日傘が目に飛び込んできた。
藍色の絞りの日傘。一目惚れした。私も差してみたい。でも、まつりの会場にこんな日傘を扱っている店はなかった。
知人を待たせて、彼女に駆け寄った。
「その日傘、すごくすてきですね。どこで買われたんですか」
「ああ、これ。そこの路地を入って・・・」
彼女が喜んで教えてくれた店は、少し入り組んだ場所にあった。
店にはいくつか柄違いのものが並んでいたが、蛇の目のようなシンプルできっぱりした柄が気に入って、この日傘を選んだ。
蜘蛛絞り?
唯一の心残りは、絞りの名前を聞かなかったこと。絞りには100種類以上も技法があるそうだ。
調べてみると、おそらく蜘蛛絞りだと思う。文字通り蜘蛛の巣のように見えるからだけど、蛇の目のような蜘蛛絞り。音だけで想像すると、涼しさからうんと離れてしまって、何だかおかしい。
いつか絽か紗などの薄物を着たときに差したいと思っていたが、暑がりで汗っかきの私が真夏の炎天下に着物なんて、ハナから無理というものでした。
普段は軽くてかさばらず、紫外線防止効果の高い折りたたみの日傘を持ち歩いているが、たまに洒落たい気分のとき、この絞りの日傘を出している。
2018年6月1日(金曜)
〇体重 50.6 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 27.6
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
うどん(乾麺80グラム。干しシイタケ、ワカメ、ネギ、かまぼこ、天かす)、焼きもの(ナス、カボチャ、厚揚げ。甘味噌)、マッシュルームとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)
■お八つ
コーヒー、飴。えびせんべい
■夕飯
お好み焼き(小麦粉、削り節、山芋、卵、ニラ、アサリ、イカ。醤油+酢+一味唐辛子。ソース+マヨネーズ)、味噌汁(カボチャ、タマネギ、ニンジン)、イワシとシイタケの天ぷら(サニーレタス)
2018年6月2日(土曜)
〇体重 50.6 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 27.3
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
フスィリ(乾麺80グラム。ソースはレトルトのアラビアータ(ニンニクオイル))、サラダ(サニーレタス、タマネギ、ニンジン、セロリ、金時豆、ちりめん、パプリカ、ゆで卵、オリーブ。ドレッシングは、岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)
■お八つ
えびせんべい
■夕飯
雑穀入りご飯(100グラム)、味噌汁(タマネギ、ニンジン、カボチャ、シメジ)、根菜の煮物(ゴボウ、ニンジン、タケノコ、コンニャク、ゴボウ天、昆布)、豆腐ステーキとピーマン、キュウリとトマトの甘酢和え