在宅医療と延命治療について考えた

女性在宅医の本

現代ビジネスのサイトに昨日アップされた記事です。→「『精一杯手をつくしましたが…』病院の『儀式』への強烈な違和感と『延命治療の誤解』」「やめたくてもやめられない『延命治療』のヤバさ…『とりあえず延命』の末に絶望する家族たち」(9月13日)

高齢者医療、緩和医療の在宅医、中村明澄医師の新刊の紹介記事で、3回目だそうです。

これまで在宅医による本って書き手が男性医師ばかりのものを読んできたので、女性医師が書いた本というのは新鮮な気がします。

私は一人暮らしのため、病気になった時はもちろん、死をどこでどう迎えるかというのは考えておかなくちゃいけない問題……とは常々思っているのですが、死と正面切って向き合うのはなかなかしんどくて、先送りしてきたのが現状です。

上野千鶴子「ひとりで家で死ねますか?」

そこで最近、ようやく「上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?」(朝日新聞出版)を読んだのだけど、シングルでも自宅で十分、平穏死ができそうで、安心すると共に心強く思ったのでした。

上野千鶴子の質問に答えているのは、日本在宅ホスピス協会会長の小笠原文雄医師。読んでいると、私もいつかの時は小笠原医師にみてもらいたいと思うくらいの理想的な在宅医。岐阜市で開業していますが、名古屋まで来てもらうのは距離的にも時間的にも無理か……(本に往診は約5㎞以内、片道約20分までが限度とありました)。

小笠原医師の話には、自宅で(病気の痛みをコントロールしながら)穏やかに死を迎えるつもりが、最後の最後にしゃしゃり出てきた親類が(それまでの患者、家族、在宅医療の医師らの合意を無視して)救急車を呼んだために、患者は人工呼吸器につながれて苦しみ抜いて亡くなったなんてエピソードがたくさん出てくる。

こんな悲惨な状況に陥らないために、不必要な延命治療はお断りというリビングウィルを作っておいたほうがいいんじゃないかと真剣に考えています。

それにしても、老後をどう生き延びるかだけで苦労しているのに、死に方まであれこれ考えておかなくちゃいけないなんて、ほんとに面倒でおかしな時代です。

2023年9月13日(水曜)

〇体重 47.3 〇BMI 17.9 〇体脂肪率 25.0

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

うどん(乾麺85グラム。干しシイタケ、ワカメ、ネギ、かまぼこ、天かす)、アヒージョ(シメジ、エリンギ、ちりめん。ニンニクオイル)、キムチ納豆(ネギ)、ゴボウの甘酢炒め(ごま)、リンゴ

体重が減少気味なので、うどんをちょっと多め(プラス5グラム)にゆでてみました

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

マグロの漬け丼(酢飯100グラム。貝割れ菜、マグロ)、シジミの味噌汁、高野豆腐(キュウリ)、ニラの卵焼き、リンゴ

2023年9月14日(木曜)

〇体重 46.8 〇BMI 17.7 〇体脂肪率 24.3

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ざるうどん(乾麺85グラム。ネギ、ショウガ)、マグロのカルパッチョ(タマネギ、三つ葉、マグロ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル、バルサミコ酢)、サツマイモとリンゴ煮(レモン果汁、砂糖)

サツマイモとリンゴはレンジで加熱

■お八つ

アイスコーヒー

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム(ゆかり)、シジミの味噌汁(三つ葉)、ノドグロの煮付け(ショウガ、タケノコ、シメジ)、高野豆腐とキュウリ、リンゴ

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