ドラマ「アライブ」と民間療法(代替療法)

2月13日(木)放送の「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)第6話は、「がんの標準治療と民間療法」がテーマでした。

冒頭、5000円の「がんが消える水」(500ccのペットボトル入りの水)が出てきて、タレントの竹原伸二の話を思い出した。竹原は膀胱がんの治療後、再発予防のために1本3万円の海藻エキスを24本も飲んだそうだ。

※以前、記事で紹介しています。日本でがんの代替療法とされているものも分かります。→「「クローズアップ現代+」〜“最先端”がん治療トラブル

27歳女性、胃がんステージ3

ドラマは、ステージ3の胃がんと診断された27歳の女性に、主人公の腫瘍内科医(松下奈緒)が「根治の可能性がある。抗がん剤治療をしてから手術を行う術前化学療法」を勧める。

しかし付き添いで来ていた父親(ベンガル)は、家族や知人が抗がん剤で苦しんで死んだ経験があり、娘の化学療法を拒否。がんの代替療法を行っているクリニック(5000円のがんに効く水もここが発売しているという設定)で治療を受けさせることにする。

どんな代替療法かというと、松下の同僚役の藤井隆が「医学的根拠のないワクチン」と言っていたので、樹状細胞ワクチンでしょうか。

標準治療を受けたい娘、代替療法を強要する父親

こういう怪しげなクリニックが患者を信頼させるために、どんな演出をするか。

高級感あふれるインテリア、設備。高額な治療費(患者としては、こんなに高いのだから効果がないはずはないと思いがち)。医師や看護師の優しく思いやりのある態度(病院から見放されたと感じている患者にとっては、救いの神に思えるようです)。

松下はベンガルに、「標準治療は科学的なプロセスを経て承認されている治療法。標準治療を受けた患者の5年生存率は8割。一方、民間療法のみは5割」という海外の研究データを示すが、ベンガルの決意は固い(個人的には、全く治療しなかった場合の生存率も知りたいものです)。

しかし、ベンガルの娘が治療を受ける直前、クリニックの院長らが医薬品医療機器等法違反容疑で逮捕というニュースが飛び込んできて、危ない代替療法を受けることなく、ベンガルらは松下の病院に戻ってくる(法外な治療費をふんだくられなくて良かった)。

安全で有効なら保険適用になるはず

一昨日紹介した「代替医療解剖」(新潮文庫)にこんな一文があった。

「興味深いのは、安全で有効であることが証明できる代替医療はなんであれ、実は代替医療ではなく、通常医療になるということだ。つまり、代替医療とは、検証を受けていないか、効果が証明されていないか、効果のないことが証明されているか、安全でないか、プラセボ効果だけに頼っているか、微々たる効果しかない治療法だということになりそうなのである。」

効果があるなら、とっくに通常医療として認められ、保険適用にもなっているはず。

それは確かにそうなんだけど、民間療法でも5割の生存率があるというのは、意外に多くて驚いた。それだけプラセボ効果が高いということでしょうか。

2020年2月15日(土曜)

〇体重 52.1 〇BMI 19.7 〇体脂肪率 28.2

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

焼きビーフン(ショウガ、タマネギ、人参、シメジ、ピーマン、ネギ、厚揚げ、チクワ、イカ)、スープ(キャベツ、マイタケ)、サラダ(キュウリ、トマト、ゆで卵。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)

■お八つ

コーヒー、飴。スコーン(ジャム)

■夕飯

お好み焼き(小麦粉、山芋、卵、削り節、ニラ、マイタケ、アサリ、天かす。醤油、酢)、味噌汁(切り干し大根、シメジ、ネギ、油揚げ)、根菜の煮物(ゴボウ、人参、タケノコ、コンニャク、ちくわ、昆布)、柿

2020年2月16日(日曜)

〇体重 51.5 〇BMI 19.5 〇体脂肪率 28.1

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

焼きそば(タマネギ、人参、キャベツ、ニンニクの茎、チクワ。目玉焼き)、味噌汁(ワカメ、大根、カボチャ、シメジ)、キムチ納豆(ネギ)、柿

■お八つ

コーヒー、飴。スコーン(ジャム)

■夕飯

お好み焼き、吸い物(ネギ、シメジ、かまぼこ)、根菜の煮物、伊予柑

※お好み焼きのたねはこれで終了。

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