頭皮冷却療法〜抗がん剤による脱毛を防ぐ

主に女性の乳がん患者が対象

今日、ネットで目に付いた記事です。→「英で始まった頭皮冷却療法~抗がん剤投与への抵抗減る~脱毛を防ぐ」(時事メディカル 3月25日)

抗がん剤の種類によって脱毛の可能性があることは知っていましたが、理由が「抗がん剤は点滴で血管を通して全身に運ばれる。その結果、毛根の細胞にまで抗がん剤が効いてしまうために脱毛が起こる」(記事より)とは思い至らなかった。

「頭皮冷却療法」は、脱毛を防ぐため「頭部を冷やして血液の循環を悪くすることで抗がん剤が届かないようにする」というもの。

記事で紹介されているのは、イギリスで開発された「Paxman Scalp Cooling キャップ」という製品で、日本では2010年代に国立がん研究センターが研究導入。女性の乳がん患者を対象に臨床試験が行われ、ある程度の成果が出てため、2019年3月に医療機器として承認され、現在は約50の医療機関に導入されているそうです(導入施設の全国一覧表のようなものを探したが分からなかった)。

医療機器として承認されるが、保険適用にはならず

抗がん剤による脱毛の回避は、多くのがん患者が望んでいると思うけれど、しかし保険適用にはならなかった。治療に使う専用キャップは保険外診療ということで実費です(9万円)。

こちらは2年前の記事。当時話題になっていたのかもしれませんが、私は知りませんでした。→「抗がん剤治療の脱毛対策に新たな方法が登場も保険非適用 化学療法の最大の苦痛「脱毛」緩和の良い方法は?」(Yahoo!ニュース 2019年8月)

また、日本の会社も独自に頭皮冷却療法を開発。医療機器承認を得ています。→「がん患者の脱毛抑制を、リーブ21が頭皮冷却装置」(2020年7月)

こちらも主に女性の乳がん患者を対象としているそうです。

乳がんは男性も罹患するので、わざわざ「女性の乳がん患者」と書いていますが、抗がん剤による脱毛に悩むのは男女関係ないと思うし、どんながん種の患者であっても同じだと思う。

需要は高いはずなので、今後も頭皮冷却装置市場に参入してくる企業が増え、一刻も早く保険適用されることを願いたいものです。

2022年3月25日(金曜)

〇体重 49.8 〇BMI 18.9 〇体脂肪率 27.6

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

ラーメン(ネギ、かまぼこ、シメジ、ゆで卵)、キムチ納豆(ネギ)、ほうれん草のおひたし(塩昆布、クルミ)、スイートスプリング

目玉が4つ、じっと見られているみたい

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(ワカメ、カボチャ、マイタケ、ネギ)、焼き物(ナス、ズッキーニ、エリンギ、厚揚げ。甘味噌、ごま)、レンコンと人参のきんぴら(ごま)、スイートスプリング

味噌味がかぶってしまった

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