映画「エリジウム」の医療ポッド
先日、レンタルDVDを見ていて気が付いた。「これ、前にも見たことがある……」。以前レンタルしたのをすっかり忘れて、同じものを借りておりました。
作品はマット・デイモン主演の「エリジウム」(2013年)、アメリカのSF映画です。
2154年、超富裕層は宇宙のスペースコロニー、エリジウムで暮らしている。エリジウムはビバリーヒルズのような緑豊かな高級住宅地(地球の衛星軌道上にあるので、11月に野口聡一さんが乗り込んだ国際宇宙ステーションを巨大化したようなもの?)。
それぞれの屋敷には医療ポッドがあって、中で横になると病気やけがを見つけて自動的に治療してくれる。エリジウムの住人は定期的にポッドに入って若さと健康を保っているという設定。
この医療ポッド、夢のような装置なんだけど、よく考えたら、CTやMRI、それに手術支援ロボットのダヴィンチなんかを一体化したようなものではないか。と想像すると、遠くない未来、現実のものになってもおかしくなさそう。
日本初の手術支援ロボット、ヒノトリ
さらに想像は膨らむ。この医療ポッドを日本で実用化するとしたら、ダヴィンチじゃなくてヒノトリを使うことになるんでしょうか。3日前の記事にはわくわくしました。
→「国産初の手術支援ロボ、初手術を成功 前立腺がんを摘出」(神戸新聞NEXT 12月14日)
ダヴィンチ(アメリカ)の独壇場だった手術支援ロボット界に、ついに日本進出の快挙です。今後さまざまな手術に応用できるようになれば、ヒノトリがダヴィンチに取って代わる存在になるかも。
そうなれば装置の値段もメンテナンス料も下がって、国のひっ迫した医療財政を幾分なりとも軽減してくれる存在になってくれるかもしれません(勝手な希望ですが)。
ベテランに執刀を望むのは患者の身勝手?
ところで、もし手術を受けるなら、外科医とロボットとどちらの手術を受けたいか。
「外科医の誕生日に手術受けると高い死亡率 注意力散漫か」(朝日新聞デジタル 12月13日)
なんていう記事を読むと、ロボットにお願いしたくなりますが(そのロボットを操るのは人だけど)。
そういえば、久坂部羊の医療小説「院長選挙」(幻冬舎)で、登場人物の外科医が嘆いていた。
「手術を受けるとき、患者は必ずベテランに執刀してもらいたがるが、それは身勝手もいいところだ。(略)はじめからベテランの外科医はいない。(略)それなのに自分はベテランに手術してもらいたいなんて求めるのは、練習はほかの患者でやってくれと言っているのも同然だ」
耳が痛うございます。
でも今後、ロボット手術が主流になったら、新人もベテランもない。外科医の未来はどうなるのでしょうか。ましてや、医療ポッドなんてものができた日には(私もポッドに入れば、同じDVDを借りるという愚を犯さずにすむようになるんでしょうか)。
2020年12月16日(水曜)
〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.5
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
きしめん(乾麺80グラム。干しシイタケ、ワカメ、ほうれん草、かまぼこ)、シメジとちりめんのアヒージョ(ニンニクオイル)、サラダ(ベビーリーフ、金時豆、パプリカ、クルミ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)、ミカン
ほうれん草はゆでて冷凍したのを解凍して使用
■お八つ
コーヒー、飴。抹茶、一口チョコ
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(キャベツ、小松菜、シメジ、油揚げ)、アジの干物、根菜の煮物(ゴボウ、ニンジン、タケノコ、コンニャク、さつま揚げ、昆布、ゆで卵)、赤カブの甘酢漬け、ミカン
干物は小ぶり。これくらいがちょうど良くて
2020年12月17日(木曜)
〇体重 50.8 〇BMI 19.2 〇体脂肪率 28.9
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
野菜ラーメン(タマネギ、ニンジン、キャベツ、シメジ、ピーマン、ちくわ、イカ)、サラダ(ベビーリーフ、金時豆、パプリカ、クルミ)
サラダは昨日と同じ。この組み合わせ、好みです
■お八つ
コーヒー、飴。クラッカー
■夕飯
お好み焼き(小麦粉50グラム、卵、かつお節、山芋、ニラ、マイタケ、イカ、天かす。醤油と酢、ソースとマヨネーズ)、味噌汁(ワカメ、シメジ、ニンジン、ネギ、油揚げ)、赤カブ甘酢漬け、ミカン
お好み焼き、小麦粉が50グラムだとお腹にもたれません。今のところベストな量です
コメント
>「手術を受けるとき、患者は必ずベテランに執刀してもらいたがるが、それは身勝手もいいところだ。〜 練習はほかの患者でやってくれと言っているのも同然だ」
うわ〜、これ耳が痛いです(汗)
私はベテランにやってもらいたいとは言ってなくて、「新人は断る!」と言っただけですけど、でも結局、新人は誰か他の患者で練習してくれってことになりますもんね(大汗)
>「外科医の誕生日に手術受けると高い死亡率」
なんで誕生日に失敗なんでしょうね?一段と気を引き締めそうな気もするけど……
ロボットか外科医か?
ロボットのプログラミングはどこまで微妙な個人差を考慮してくれるのでしょうね?
下手な外科医と大雑把なロボットはどちらも怖いです。
私もブログで、手術は執刀数の多い病院で受けるべきなんて書いているので、耳が痛かった(苦笑)。
それでもtontonさんは、医師に言って正解だったと思いますよ。
だって黙っていたら、「この患者は何も考えてない。何かあっても文句は言って来ないだろう」と思われかねないから。
手術って生死に関わるものなのに、全てあなた(医師)任せにできる人って、何も考えていないか剛胆な人だと思います。
>なんで誕生日に失敗なんでしょうね?
夜のお祝いが楽しみで、気もそぞろ、手元が狂ってしまうのかも。
でも患者にしたら、外科医の誕生日なんて事前に分からないのに、どう予防すればいいんでしょうね。