「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」〜テーマは「がん」

誰もが生まれながらに持っている「がん遺伝子」

昨夜(4月8日)の「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」(NHK BSプレミアム)のテーマは、「“がん” それは宿命との戦い」でした。初めて聞く話が多くて、面白く見ました。

そもそも全ての人(というか全ての多細胞生物)は、がんを引き起こすSrc(サーク)という「がん遺伝子」を生まれながらに持っている(1976年に発見された)。

ただ、この「がん遺伝子」はがんを発症させるだけの悪者じゃなく、非常に重要な役目がある。細胞の増殖(新陳代謝)を助けたり、精子が卵子に侵入するのをサポートしたり、傷の治癒に貢献したりと、「がん遺伝子」がなくては人類の存続はなかったくらい、重要な遺伝子なのだそうです。

がん遺伝子の変異で「正常細胞」が「がん細胞に」

それほど重要な「がん遺伝子」だが、変異が起きると正常細胞を「がん細胞」に変えてしまう。

人間の細胞は分裂するたびに2万5000個の遺伝子を複製(コピー)しているが、コピーのたびに100〜200の変異が発生する(進化に必要なため、あえてコピーミスが起きる)。

そして、このコピーエラー(変異)が4個以上起きると、正常細胞が(数年かけて)がんに変異するそうだ。がん細胞はコントロールを失っているので、常に活性化しており、増殖を繰り返す。

番組冒頭で70年前のがん細胞の映像が出てきたが(1951年に子宮頸がんで亡くなった31歳のアメリカ人女性のもの)、いまだに活発に増殖を繰り返していて、不気味です。

ナレーターが「がん細胞は死なない」と言っていたが、宿主である人間が死んでも生き続けているがん細胞って……。地球から人類がいなくなっても、がん細胞だけは生き残るのかもしれません。

がんの原因「紫外線、活性酸素、喫煙、飲酒」

突然変異の頻度を上げる要因として、「紫外線、活性酸素、喫煙、飲酒」が挙げられていた。

司会の織田裕二とゲストの宮本亜門が、心労やストレスは関係ないのかと質問していたが、あまり関係ない、清く正しい生活をしていても遺伝子のコピーミスは起きてしまう(京大医学部分子腫瘍学の藤田恭之教授)そうです。

番組には2人の研究者が出ており、京大の藤田教授は、「がん遺伝子」のことを生物にとって重要な遺伝子という意味で「増殖アクセル遺伝子」と呼び、がん細胞が突然変異する初期の「細胞競合」の頃にがん治療ができないかを研究中。

国立がん研究センター基礎腫瘍学の大木理恵子氏は、がんの増殖を抑える遺伝子p(ピー)53の「増殖ブレーキ遺伝子」からがん治療にアプローチしていた。新たながん治療が世に出てくる日が待ち遠しいものです。

※4月12日に再放送されます。

司会のアナウンサーが交代

この番組、去年から始まりました。昨年度、織田裕二とのダブルMCは藤井彩子アナだったのに、先週(今年度)から井上あさひアナに代わっていた。

藤井アナはNHKラジオの「すっぴん!」時代から好きだったので、どこ行っちゃったの? とググったら、「おはよう東海」というNHK名古屋のローカル番組に出ているそうだ(名古屋に単身赴任中?)。テレビは夜しか見ないので全く知りませんでした。

2021年4月9日(金曜)

〇体重 51.1 〇BMI 19.4 〇体脂肪率 28.5

■朝

豆乳、野菜ジュース

■お昼

味噌ラーメン(ネギ、かまぼこ、メンマ)、野菜炒め(タマネギ、ニンジン、シメジ、モヤシ、わさび菜、厚揚げ、エビ)、はっさく

味噌ラーメンはローリングストック用の乾麺。あと4袋あります

■お八つ

コーヒー、飴

■夕飯

バタールトースト2切れ(ジャム)、ミネストローネ(タマネギ、ニンジン、カボチャ、キャベツ、大豆、カットトマト)、厚揚げのハンバーグ(厚揚げ、タマネギ、ニンジン、ちりめん。わさび菜)

これでわさび菜終了。結局、鍋にはしなかった

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