岐阜県大垣市は、名古屋からJRで約30分。地下水が豊富で、全国有数の「自噴帯」(初めて聞いた)にあり、至るところから水が湧き出ているので「水の都」と呼ばれています。街じゅうに水路が張り巡らされ、どこにいても水音が響いてくるようです。
それと、松尾芭蕉の「奥の細道」のゴールが大垣だったことにあやかり、記念館があったり、あちこちに芭蕉の句碑が建っていたりします。
以前から訪れたかった大垣に、昨日ようやく行って来ました。
どこにいても水音が聞こえる「水の都」
街の中心部を流れる水門川。水がきれいで、丸々と育ったコイがあちこちで泳いでいた
水門川が東から西へ流れる文化通り。川沿いに散策路が整備されており、川を見ながらベンチでお昼をいただきました。桜の盛りは過ぎていたけれど、その分、観光客は少なかった(私は人が少ない方が好き)
八幡神社の「大垣の湧水」。持参した空のペットボトルに水を汲みました。ここから水門川は南下。「ミニ奥の細道」となります
大垣は「奥の細道」の終着点
ミニ奥の細道には、川沿いに芭蕉の句を刻んだ石碑やこんなプレートが立っています
川の流れがS字となり、川幅が広がって池のように。人工滝があったり、水面すれすれのところまで下りられたりして、涼を取るには絶好の場所です(昨日の名古屋は今年初の夏日だった)
さらに南へ下って「奥の細道むすびの地記念館」へ行きましたが、写真を撮り損ねてしまった。記念館近くの橋から、川下りの舟を見下ろす
大垣に到着した芭蕉(左)と曾良の像
関ヶ原の戦いで三成が入城した大垣城
北のほうに戻って、大垣城へ。関ヶ原の戦いでは石田三成の本拠地だったそう。ここで三成はニラ雑炊を食べたのでしょうか→「三成のニラ雑炊」
天守の4階から北西方面を望む。雪が残っているのが伊吹山
大垣市郷土館。芭蕉の「あら海や 佐渡によこたふ 天河」の直筆の句文懐紙が展示されていました
自由に汲める、まろやかな湧き水
実は大垣駅について最初に向かったのは、中心部とは逆の北東方面。田んぼの中を抜けて後ろを振り向くと、伊吹山が見えた。
家の前の道を掃いていたおばあさんに声をかけると、私は山のほうから嫁に来たが、この辺りは冬になると伊吹おろしが直撃してすごく寒いと話してくれた。そして、ここにも水が湧いてるよと言って、家の脇の用水路から自噴している湧き水に案内してくれました
さらに進んで、最初の目的地「加賀野八幡神社」の井戸。初めにここで水を汲みましたが、まろやかで、疲れた体に染み込む甘露のようだった。地元の人なのか、空の容器を何本も持った人たちが来ていた
南下すると、未来都市のような先端情報産業団地「ソフトピアジャパンセンター」の建物群が姿を見せる。メタセコイアの並木道を通って、中心部へ戻りました
久々の2万歩超え
4月9日〜「ヘルスケア」歩行データ(自宅から自宅まで)
- 距離 13.3km
- 歩数 20,114歩
- 歩行速度 3.2㎞/h
- 歩行両脚支持時間 30.4%
- 歩幅 57㎝
- 歩行非対称性 0.29%
- 上がった階数 8階
大垣の滞在時間は5時間弱でしたが、もっとじっくり見て回りたかった。見どころの多い魅力的な街でした。ただ、ちょっと気になったことが1点。
施設やお店で使えるクーポンの枡(500円)。有料施設に入場する際などに枡に緑のスタンプが押されます。なんで枡かというと、大垣市は枡の生産日本一のため。でも、小さいとはいえ(縦横5.5㎝、高さ4㎝)かさばる。
また、クーポンで入場すると「奥の細道むすびの地記念館」で水(330ml)がもらえるが、これがガラス瓶。公共交通機関を使って来る観光客のことを考えていない(まさか、その場で飲めとでも?)。帰路、ずっしり重くて閉口しました(と、苦言を呈してみた)。
2022年4月9日(土曜)
〇体重 50.0 〇BMI 19.7 〇体脂肪率 27.5
■朝
コーンフレーク+豆乳、野菜ジュース
■お昼
おにぎり(ご飯200グラム、梅、塩昆布)、はっさく
■お八つ
コーヒー、一口チョコレート
■夕飯
きしめん(乾麺70グラム。干しシイタケ、ワカメ、ネギ、かまぼこ)、根菜の煮物(ゴボウ、タケノコ、ニンジン、コンニャク、ゴボウ天、昆布)、ほうれん草のおひたし(塩昆布、くるみ)、納豆(卵、ネギ)、はっさく
お昼がご飯だったので、夜は麺類が食べたくて
2022年4月10日(日曜)
〇体重 49.7 〇BMI 18.8 〇体脂肪率 27.1
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
スパゲティ・ボンゴレロッソ(乾麺70グラム。ニンニクオイル)、ミネストローネ(タマネギ、ニンジン、レンコン、カボチャ、大豆、カットトマト)、サラダ(フリルレタス、ちりめん、ゆで卵、ラディッシュ、くるみ。岩塩、黒胡椒、オリーブオイル)
卵、今日はいい茹で具合です
■お八つ
コーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯100グラム、味噌汁(長芋、エノキダケ、ワカメ、ネギ)、イワシのパン粉焼き(ブロッコリー)、カリフラワーのカレー粉和え、カボチャの含め煮、はっさく
何か黄色の多い食卓です
コメント
ここもすてきな場所ですね〜。
ここは地学的にも面白い場所なんですね。
「濃尾平野造盆地運動」って面白いネーミングですが、要するに地殻変動をずっとしている場所なんですね(そんなこと言ったら、地球中運動してますけれど/笑)
湧水の多い場所ってだいたいすてきな場所が多い気がします。松本もそうでしたが。
そこいくと残念ながら千葉は「水がおいしい」って聞いたことないんです(涙)
tontonさん、今晩は。
「濃尾平野造盆地運動」、初めて聞きました。
ネットで見たら、もしかして小学生の頃に習っている?(だとしたら、すっかり忘れております……)。
大垣、想像以上にいいところでした(住んでみたいと思ったほど)。
松本もいいところですよね。でもお城と温泉の印象が強くて、湧き水で有名なことは全く記憶しておらず。我ながらいい加減なもんです(苦笑)。