4期の5年生存率9%が20%超に
今日見つけた記事です。→「肺がんステージ4でも5年生存率2~3倍向上 医師「驚異的な結果」 免疫チェックポイント阻害薬で」(AERA dot.8月12日)
まず、肺がんには小細胞肺がんと非小細胞肺がんがありますが、これは非小細胞肺がんの話です。
非小細胞肺がんステージ4の5年生存率は9.0%とされていたのが、免疫チェックポイント阻害剤を使うことで20%、30%に伸びたそうです。
記事で、順天堂大学病院呼吸器内科の高橋和久医師は、(肺がんの)「治療法は半年に一度くらいアップデートされていて、毎年ガイドラインを改訂するくらい治療法は増えています」と言っていますが、私が肺がんと診断された2015年以降だけでも、新たな治療法が次々と出ているし、5年・10年生存率も毎年のように伸びています。
※5年・10年生存率について書いています。
免疫チェックポイント阻害剤登場から9年
私が肺腺がんと告知された前年の2014年に初めて免疫チェックポイント阻害剤のオプジーボが登場。でも公的保険適用の対象は当初、皮膚がんのメラノーマのみで、非小細胞肺がんが保険適用になったのは翌2015年でした。
2018年に本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞を受賞して、免疫チェックポイント阻害剤は世間一般に広く周知されることになります。当時は免疫チェックポイント阻害剤は、がんの救世主、夢の新薬みたいなもてはやされ方をしていましたが、実際には使える患者は限られ、全員に効果があるわけでもなく、副作用もあります。
※免疫チェックポイント阻害剤についてはこちら。→国立がん研究センター がん情報サービス「免疫療法 もっと詳しく」
安価になったといえ、まだ高額
免疫チェックポイント阻害剤は登場時(年間3500万円)に比べて安くなったとはいえまだまだ高額で、現在1年間にかかる費用はざっと1000万円。公的保険適用の3割負担で300万円。高額療養費制度を使えば自己負担は60万円(全て概算です)ですむようです。
個人的には60万でも高いと思うけど、残りの940万円は国が負担します。
高額療養費制度はもともと手術など1度きりの高額な治療を想定して作られた制度で、何年も服用、点滴しなければならない治療薬は想定していなかったとか。
国の医療財政が破綻しないためにも、免疫チェックポイント阻害剤の効果が持続している患者は休薬しても大丈夫という「仮説」の証明が得られることを期待します。
もともと本庶先生もそう言っていますし。→「オプジーボの最適な投与期間を探る臨床研究」
2023年8月11日(金曜)
〇体重 49.5 〇BMI 18.7 〇体脂肪率 27.0
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
焼きビーフン(タマネギ、ニンジン、エリンギ、小松菜、イカ)、吸い物(インスタント。ネギ)、サラダ(ブロッコリー、トマト、くるみ)、冷や奴(鰹節削り、ネギ、おろしショウガ)、キナウリ
冷や奴の薬味はベーシックに、ネギと鰹節とショウガに、しょうゆを一回し
■お八つ
アイスコーヒー、飴
■夕飯
雑穀入りご飯110グラム、味噌汁(ワカメ、シメジ、オクラ、油揚げ、卵)、揚げもの(ミニコロッケ、クリームコロッケ、カキフライ。フリルレタス)、ゴボウの甘酢炒め(ごま)、ナスの煮浸し
※冷凍庫の片隅に眠っていた最後のカキフライでした
2023年8月12日(土曜)
〇体重 47.8 〇BMI 18.1 〇体脂肪率 25.1
■朝
豆乳、野菜ジュース
■お昼
ざるうどん(乾麺80グラム。ネギ、おろしショウガ)、アヒージョ(エリンギ、シイタケ、オクラ、ちりめん。ニンニクオイル)、キムチ納豆(ネギ)、タイガーメロン
昨日までのキナウリに比べて、タイガーメロンの何て甘いこと
■夕飯
卵かけご飯、味噌汁(ワカメ、シメジ、オクラ、ナス)、アジの干物、大根の煮物(ニンジン、コンニャク、昆布)、ナスの煮浸し